遺産相続を依頼する専門家を探す時のポイントは？

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遺産相続の手続きをする必要が出てくると税理士、司法書士、行政書士などに依頼する人が多いです。

どの専門家も遺産相続に関する知識をしっかり持っているのである程度は対応してもらう事が出来ます。

しかし状況によって依頼すると不都合になってしまう場合もあるので自分に適している専門家を選ばなければいけません。

そこで遺産相続を依頼する専門家を探す時にどのような点をポイントにしていくといいのか見ていく事にしましょう。

相続税の控除が出来そうな時は税理士がおすすめ

遺産相続を受ける時は相続税が課せられるので支払わなければいけません。

しかし相続税は基礎控除額が設定されているので相続された遺産の合計が基準以下であれば控除する事が出来ます。

基礎控除額は3000万円で設定されていて法定相続人の人数によっても加算される控除額も変わってきます。

相続税の控除額についてはネットでも調べる事は出来ますが、税理士が専門分野にしているので相談すると詳しく説明してくれます。

相続税を控除する事が出来そうであれば税理士の依頼してみるといいでしょう。

相続登記をする必要がある時は司法書士がおすすめ

亡くなった被相続人が不動産を所有していると相続する時に名義変更をしなければいけません。

不動産の名義変更をする事を相続登記と呼ばれていますが、対応する事が出来るのは司法書士になります。

税理士は行政書士では対応してもらう事が出来ないので相続登記をする必要がある時は司法書士に依頼をするのがおすすめです。

遺産分割をする必要がある時は行政書士がおすすめ

法定相続人が複数人いる場合は遺産分割協議をしなければいけません。

遺産分割協議をする時は協議書を作成してもらう必要がありますが、対応する事が出来るのは行政書士になります。

税理士や司法書士は対応してもらう事が出来ないので遺産分割をする必要がある時は行政書士に依頼するのがおすすめです。

この記事の監修者

税理士　原　直哉(ハラ ナオヤ)

司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナー（FP）

経歴
相続において専門家のアドバイスが必要な方に対して、必要なサポートを行っている。